芯地とは(シンジ interlining cloth) 接着芯地(セッチャクシンジ fusible interfacing)
芯地とは、布生地に張りを持たせ 服の型崩れを防ぎ、体型をカバーして 美しいシルエットを形作るためにあります。
布生地の種類と同じで 下記の3種類があります。それぞれの種類の中に、接着する芯地(接着芯地)と そうでない芯地がありますが、工業生産される縫製品で 非接着芯地が使われる事は ほとんどありません。
第二次世界大戦前は 接着芯地(熱と圧力を加える事によって 表地にくっつく)は ありませんでした。その頃は 芯地をつける「芯すえ作業」は 大変熟練と経験が必要だったそうです。
大戦後の労働力不足と 大量消費時代に対応するために、接着芯地が作られました。1964年には 接着剤をドット状に 定量・等間隔に配置する「ドット・タイプ」のものが 開発され、低コストで使い易い接着芯地が 大量に作られるようになり 広く普及しました。
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